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ちょっとえっちな短篇集

第14章 王子様は目覚めない

小鳥や小動物の意匠のある門をあけ
建物へ入る時、

私は自分が本当に童話の世界の人物に
なったような気になってしまいます。

そんなことはあり得ないと
わかってはいるのですが。



「悠一郎様、起きてください、
じきに夕ご飯の時間ですよ」

寝室に戻っても
悠一郎様はぐっすりとお休みになっていました。

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