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ちょっとえっちな短篇集

第14章 王子様は目覚めない

お姫様は目の見えない王子様に
魔法をかけてもらいました。

もともと醜く生まれついた私が
美しく見える魔法です。


ですがその魔法は、
悠一郎様にかかった呪いが解けてしまったら終わるのです。


誰もが目を合わせることさえ嫌がる醜い私を
悠一郎様は嫌うでしょう

裏切られたとも思うかもしれません。


私は醜い

言葉にできないほど、
例えようもないほと醜いのです。

そんな私と一緒にいたい人なんておりません

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