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ちょっとえっちな短篇集

第5章 ひねもすのたり

こんなことやってられるかいな!とか言いながら
ざぶんざぶん波を立てて上がろうとするたかしを止めたい、

どうする?
ドライバー投げるのは流石に、
とったじんめは浮き輪に結ばれてるし…

あ、これだ

ごめん!痛くないから!多分だけど
岩場に隠れてた茶褐色?黒?のアメフラシ、
がっと掴むとぐにんぐにんした独特の感触、
手のひらからはみ出るくらい大きい、おお…
でっぷりとしたアメフラシは水から出るとぶるりと身を震わせたように見えた。

それを振りかぶる、

「たかしこっち向け!!」

投げる、振り向く、

それから顔のあたりでビタンとかびちゃって音。

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