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ちょっとえっちな短篇集

第5章 ひねもすのたり

「おみゃーの顔塩からいわ」
笑いながらちゅっと頬にキスした
たかしの乾ききってない短い髪から
海水がぽたぽたと私の顔に落ちて頬から顎、首筋を伝っていった。

「んっ…あんま強くしないでね」
あんまり大きくない膨らみを手のひら全体で揉み込まれるとちょっと痛い。

「せやけど、ここ立っとるで、だめやないんやろ?」
「あっ…んんっ…!」
水着の厚い生地の上からも乳首が立ってるのがわかる。
そこを両親指ですられるとゾクリって気持ちいいような悪いような感覚。

「気持ちええか?なぁ?」
なでたりこすったりするようだった動きが
ぐりっと押しつぶすような動きに変わるとわたしのお腹がきゅんてする。

おっきくないからその分敏感なのかも
って言われたけど
全然嬉しくないどころか無神経だと思う。

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