ただ愛されたかった。
第5章 第5章---"嘘"---
達也と付き合う事になって
もう3か月が過ぎている。
逢う度に身体を重ねた。
私が同棲していた家は
私名義の家で
変わらず暮らしていた。
ピピピ..ピピピ
達也の携帯に着信。
「だれー?」
..と除き混もうとすると
手で画面を隠した。
が、一瞬少しだけ見えた。
(夏希?)
なにか相談でもあったんだろう
と思い、テレビを見ていた。
「ちょっと出てくるわ」
「..うん、行ってら」
頭の中がグルグルして
気持ち悪かった。
勘ぐる...
私はメールでどこに行くのか
聞き出し、その場へ行った。