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案内屋 〜アンナイヤ〜

第7章 アライ ザ ほーむ 其ノ二

「ここだな。」

「渋谷さん、一体どんな風に調査を?」

凛丸の問いに、渋谷は鏡音を指差して答えた。

「鏡音、始めてくれ。」

渋谷が言うと、鏡音はおもむろにDCAを取り出した。

「ディメンションスタート。」

鏡音のDCA、ヘブンズ・アイが展開する。
全部で六個のビットが展開し、それぞれが意思を持っているかのように動く。
真っ白に輝くヘブンズ・アイはあまりにも美しかった。

「それじゃあ予定通り、偵察を始めるわね。」

ヘブンズ・アイがそれぞれに動き出し、白い家の中へと入っていく

「鏡音さん…この能力って?」

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