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案内屋 〜アンナイヤ〜

第7章 アライ ザ ほーむ 其ノ二

「…見てないって、何を?」

「あぁあぁ!いいんです!なんでもないんです!気にしないでください!!」

凛丸は焦った
説明してもしようがない。

「ま、何だっていいけどよ。ほれ。」

渋谷から何か投げ渡された
少しだけ温かい缶コーヒー。


「…ありがとうございます。」

「おう。早く目ぇ覚ましとけ。」


最近なんとなく渋谷が優しい気がする。

凛丸は何かの変化を感じた。

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