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案内屋 〜アンナイヤ〜

第7章 アライ ザ ほーむ 其ノ二

「…ところで、渋谷さんって普段こんなに早起きなんですか?」

「ん?ああ、朝四時起き。」


その風貌からは想像出来ない真面目さ。
凛丸は素直に驚いた。


「そんなに早いんですか!?」

「んー、まぁな。昔ちっと荒れてたからな。この仕事始めてから生活改善ってな。」


意外としっかりした一面を持っている渋谷に、凛丸は関心した。

しかしそうなると、どうしても "荒れてた" という言葉が気になる。

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