
案内屋 〜アンナイヤ〜
第7章 アライ ザ ほーむ 其ノ二
あぁ…そんなことか
鏡音はあまりの下らなさに小さく溜息を吐いた
ちなみにゴリゴリ君とは、あるアイスキャンディーのことだ。ゴリゴリとした硬めのかき氷アイスが特徴。
鏡音達にとっては幼少の頃から慣れ親しんだ味。
しかし最近になって何を血迷ったのか、期間限定で妙な味の種類が出ている。
凛丸が美味と評するカルボナーラ味を始め、味噌汁味、焼肉味、コンソメスープ味などなど
規格外の味を提供し始めている。
正直、美味いものでは無い。
そんな下らなさに呆れたのか、鏡音は口を開いた
