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案内屋 〜アンナイヤ〜

第7章 アライ ザ ほーむ 其ノ二

「…貴方達、馬鹿なんじゃないの?」

えっ? というように、渋谷と凛丸は二人して後部座席に振り向いた

今日中に起きる見込みの無かった鏡音が突然起きたのだ


「鏡音…お前…」

「あぁ…良かった…起きた…」


二人が安堵している中、車は正面の赤信号へと突き進む


「渋谷君、前。」

「えっ?」


目の前の交差点は既に別車線の車が走っていた
このままでは車線に突っ込む。


「どわぁあああ!!!」

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