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案内屋 〜アンナイヤ〜

第7章 アライ ザ ほーむ 其ノ二

「白い家はまた夜に行く。それまでウン時間も時間が余ってるからな。伊香保温泉で休憩だ。」

鏡音には若干意味が分からなかったがとりあえずついて行くことにした

「わぁ…凄いですね!これが噂の石段街!」

凛丸が間の抜けたことを言う

渋谷、凛丸、鏡音の三人は伊香保名物の石段街を登る。
その過程で鏡音は聞いた

「…で、私が起きてなかったらどうするつもりだったの?車に置いてけぼり?」

「いや、そんなことないぜ。ちゃんとお前を負ぶって連れていって養生させてやるつもりだった。」


渋谷はなんだか楽しそうだ。
なんだかんだで純朴なのだろう。

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