テキストサイズ

案内屋 〜アンナイヤ〜

第9章 パラレル いん ざ ハイウェイ 其ノ一

「まぁ…ね。この仕事を続けてないと目の方もちょっと危ないからね。」

DCAの実験で失明した目
DCAでカバーする視力

どれも、言ったところで信じてはもらえないだろう。


少し重たい話と、たわいない話が交差していく。
時間が過ぎ、夕方3時

鏡音はスクッと立つ。

「ごめんねおばあちゃん。明日からまた仕事だから、もう帰るね。」

「えぇ、またいつでもおいで。待ってるから。」


鏡音は玄関へと向かった
靴を履き、おばあちゃんに振り向く


ストーリーメニュー

TOPTOPへ