私立愛鷹学園高等部
第13章 *悲しい嘘と真実*
ーピピピピッ、ピピピピッ…
「おい、起きろ旗四部。オレがHRに間に合わない。」
「んー…どゎっ!!!朝から新山!!!?」
「はぁ…昨日一緒に寝てたろ。」
「あ、そうだった。」
オレは新山に無理矢理起こされた。
新山はもうすでに学校に行ける格好だった。
やっぱかっこいいなー…
「ほら、服洗ってあっから。早く来て飯にすんぞ。」
ーボフッ
新山はオレに制服を投げつける。
下着まで綺麗になってる。
まじ丁寧だなぁ…
「てか待って……だってまだ5時じゃん。こんなに早く起きてどうするんですかぁ…」
「だから飯にすんだよ。昨日ん夜食ってねぇじゃん、腹減った。あと、遅く行くと生徒めっちゃいるじゃん。」
「ふ~ん…じゃあ1人で行けばいいのに。」
着替え終わったオレはソファに座ろうとした。