私立愛鷹学園高等部
第13章 *悲しい嘘と真実*
そんな事を考えてる間に食堂に着き
オレらはむきあって食べていた。
「旗四部さ、毎朝コーンフレークとイチゴ牛乳なのか?」
「まぁ…おいしくないですか?」
「や、おいしいけど、足りんの?」
「ん~…足りてますよ。授業出ないし、動かないし、学校の側にコンビニあるじゃないですか。あそこしょっちゅう行ってるんで。」
「それ教師に言っていいの?」
「いいって言うか…教師じゃなくて恋人に言ってるんで。」
「・・・。」
返事がない!!!?ヤバイ事言った!!!?
チラッと新山を見る。
わっ…めっちゃ顔赤いじゃん…
照れてんじゃん!!///
ーパチッ
一瞬目が合う。
「なっ、見んな!!!」
新山は焦って席をたった。
耳まで真っ赤…////
オレが新山を眺めていると、翔、誠人、渉也が来た。
「お、夾はっけ~ん。」
「やはりここでしたね。」
「探したんだからね!!!」
3人はオレの席に近付いて来る。
「悪ぃな。昨日新山の部屋に泊まってたからさ。」