テキストサイズ

私立愛鷹学園高等部

第13章 *悲しい嘘と真実*


放課後になり、
オレはヒカリの部屋に来た。


朝の『端四部早く行くって』は
もちろん嘘。

ヒカリと旗四部が付き合うのを
阻止する作戦だった。



オレはドアをノックする。

ーコンコンッ


「はいよー、あいてんぞ。」
「入るぞヒカリ。」

「あれ、コトハ?何か用か?用なら早めに済ませろよ。旗四部来るし…」
「あれ嘘だよ。嘘をついてでもしなきゃいけない用があるんだ。」




「なっ、お前…」
「お前と旗四部は終わりだ。」




ードンッ

「おい!!コトハ!!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ