私立愛鷹学園高等部
第13章 *悲しい嘘と真実*
それからしばらくして
僕は小学生になっていた。
あれ以来、
本当にお母さんたちに会ってなくて
幸せでいっぱいだった。
初めての他人との関わり。
緊張していた。
そこで知り合ったのは
落合翔と相澤誠人だった。
「ねぇ!!君、名前何て言うの?」
「え…?」
「あー…翔、自己紹介からしませんか?彼も困ってますよ。」
「OK!!オレは落合翔!!翔とか翔君とか適当に呼んでね!!」
「僕は相澤誠人。翔とか幼い頃からの友達です。よろしく。」
「えと…僕は旗四部夾…よろしく…」
「きょう?よろしくな!!オレら今日から友達だかんな!!」
「友…達…」
「席も近いし仲良くしましょう?」