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私立愛鷹学園高等部

第18章 *逸れた軌道*




…あれから二週間も過ぎていた


ついに数学の授業にも出なくなった
旗四部とは滅多に会わなかったし、

自分から会いに行くこともしてない



まだ、わからないんだ…
俺がどうするべきなのかが…






ただ、ひとつ嬉しいコトは
相澤と奥斗が情報をくれることだ

夾が寝言で『新山』と呟いたこと
落合と身体を重ねるときに呼ぶ名前は俺だってこと





方法があるはずなんだ

旗四部とやり直す術が



    

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