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私立愛鷹学園高等部

第19章 *きっかけはすぐ側に*




「新……山………」

「『先生』。そう呼ぶんじゃなかったのか?」


ベッドの上に座っているのは
翔じゃなくて新山で

新山はドカっと座って待っていた


「そう、でした…すみません…」
「いや、謝らなくていい」





「なぁ、今思ったけどさ、待ってた俺がバカだったよな」

「は…?」



「…だから、俺がフラれたのに、待ってた俺がバカだったの。意味わかる?」

「まぁ……」








「だからさ」



「はい……?」

























「帰って来いよ、俺んトコ。」









      

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