私立愛鷹学園高等部
第19章 *きっかけはすぐ側に*
"帰ってこいよ"
俺が待ち続けた言葉
聞きたかった声
愛しい新山の全部
目の前に全部あって
新山の胸に
今すぐ飛びこみたくて
「新山………」
オレはそう呟いてしまった
「何?」
「え!?いや、なんでもな…」
「嘘、何でもなくねェよな?オレのコト、好きなんだろ?」
「な、何言って…」
「俺、思い出したんだよ。夾はドMだったってコト。甘甘より、強気なオレの方が魅力的だろ?」
ードキンッ
新山はニヤッと笑った
今までとは違うSっ気ムンムンの新山は確かに魅力的で
なんかエロくて
見とれていた