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私立愛鷹学園高等部

第20章 *愛*



「なぁ、莉夢君って何でこの高校に
 入ったの!?」

「莉夢君がホモって本当なのか!?」



「僕、そんな、一気に質問されたら
 どうしたらいいかわかんない...」

「「「「可愛いー!!!」」」」



新しくなったクラス...3Aでは、
莉夢が注目の的だった



3Aの担任は新山で、
翔とはまた同じクラスになれた

渉也と誠人も同じクラスのようで、
担任は一ノ瀬だったそうだ



「おい、星野は声優だが、
 ここにいる間は普通の生徒だ
 そこだけはわかっとけよー」



HRが終わり次第、
俺は授業の準備などはせず、

屋上へ向かった



...もちろん、secondで集まるため

と、新山が俺を引き留め
ソッと耳打ちをした


「今日、俺遅くなるけど、
 部屋で待っててな」



そう言った新山顔は少し赤くて


俺も、
少しドキドキしながら


「おう」


と一言だけ返した



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