私立愛鷹学園高等部
第5章 *彼はライバルに気付かない*
「何?二回も言わせる気?」
「いや…オレを好きってなに。」
「何って、ねぇ?
つかよくこの環境で焦らないね。」
「当たり前じゃん。翔が本気だとは思えないし。」
「だったら、わからせたらいいんだろ?」
ーチュッ
「…っ!!!!?…んくっ、ふぁっ……んぁぁっ…苦しいっ…」
「ん…口開けろ…くふっ…」
翔がおかしい…!!!!
こんなやつじゃないだろ!!!
でも流されてるオレがいるし…
翔わけわかんねぇ!!
「んっ…ふぁ、…ぷはっ!!
何してるんだよっ…!!!」