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俺の小さなお姫様

第8章 第八章 母さん


幼稚園に着くと、沢山の親が迎えに来ていた。


手の空いてそーな先生を見つけ、声をかけた


「すいません、あの…。」

「あら、愛ちゃんのお兄さん?」


兄貴じゃないんだけどな(笑)



「どーもお世話なってます。

あの、愛は?」

迎えに来たらすぐに走って来そうなガキんちょの姿が見当たらない。



何か知らないけど、胸騒ぎがする…。


「あらー?愛ちゃんならお母さんが来て一緒に帰りましたよ?」



…は?

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