俺の小さなお姫様
第10章 第十章 梓の素性
「お前自分家は?」
「あるんだけど、ちょっと事情あって今帰れないんだよね~?
だから最近は友達の家を転々としてるわけ!」
…。まぁ、 部屋もまだ3、4個余ってるし俺はかまわないんだけど…。
「泊まってもいいけど、それはもう1人の許可とってからな?(笑)」
「もう1人?
…それって仮◯ライダーのガキんちょの事?」
…。何でお前が仮◯ライダーの事知ってんだよ?(笑)
「ああ。愛って言うんだ。
アイツがいいって言ったら、泊まっていってもいーぜ?」
「そんなの楽勝だっつーの!
さて、今日の寝床も確保できたし早く大学行こー?」
ソファーから立ち上がり、持ってきた荷物を片手にアズは外に出ていった。
行動はやっ…。
「おい、待てよっ!
まだ俺なんも準備してねぇんだよ!(笑)」
って、もう聞こえてねぇか…。
急いで自分の部屋ある鞄を手に俺も外に出た。