俺の小さなお姫様
第10章 第十章 梓の素性
「えーと玉ねぎと人参と鶏肉と…。」
オムライスに必要な材料を適当に買い物かごに入れていく。
「チョコレートとポテチとアイスと…。」
…。
「おい…。
お前何勝手に入れてんだよ?」
「何って、おやつに決まってんじゃん?」
かごのな中を見ると、アズが入れたおやつでいっぱいになっていた。
いくらなんでも、こんなに食えねぇだろ。
「入れすぎ。もうちょい減らして?」
「えー、だって全部食べたい~。」
「わがまま言ってんじゃねぇよ。
ガキかお前は?さっさと戻してこい。」
コイツ全体、ガキんちょより精神年齢低いだろーな(笑)
「んー、わかったよ。
…なんかさ遥ってオカンみたいだね(笑)?」
オカンって…。