俺の小さなお姫様
第1章 第一章 メリークリスマス
クルッと愛ちゃんが振り向き不安そうな顔が笑顔に変わった
「くまちゃん!」
そ、俺が持ってたのはテディベア。
ガキんちょが喜びそうじゃん?
「でも愛、仮◯ライダーのほうがすきー」
…。
お前は男の子かよっ!
ったく、ガキの好みはよくわかんねぇや。
「そうなんだー
じゃ、次は仮◯ライダーにするよ(笑)」
テディベアの後ろから顔を出すと、女の子と目が合った
「お兄ちゃんだぁれ?」
「俺?俺は愛ちゃんが今日ずっと待ってた人だよ。」
「…はるちゃん?」
首をかしげて愛ちゃんが聞いてきた
か、かわいいっ!
「はるちゃん?(笑)
遥斗だよっ、それじゃ俺女の子みたいじゃん」