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俺の小さなお姫様

第1章 第一章 メリークリスマス

「愛ちゃん。5歳はこうだろ?(笑)」

愛ちゃんのもう一本の指を立ててやった


自分の手をじっと見た後、さっきと同じように俺の前に指を立てた

「えへへー(笑)
5さいっ!」


うん。かわいいです


「愛ちゃん、今日から俺とお前は家族な?」


「かぞくー?」


頭の上に?を浮かべながら俺を見た


「そ、家族。つっても2人だけど(笑)」



「パパとママはー?」


「パパとママ?
いねーよ。俺もお前と一緒だから」


「…いっしょ。」

まったく同じって訳じゃねーけど



「そーゆー事。
ま、とりあえず仲良くしよーな」


そう言って、愛ちゃんの頭を撫でた。

ガキの髪の毛って柔けーのな(笑)



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