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俺の小さなお姫様

第4章 第四章 俺の彼女

そっと、美羽を後ろから抱き締める。

「…美羽、ごめんな?」


「遥斗なんかもぅ嫌い。」



「うん。」

「大嫌いよ。そうやって、すぐ笑って誤魔化すし、」


「うん。」

さっきよりも、抱き締めてる腕に力を込める。

「大事な事は教えてくれないし、全部1人でやろーとするし、」


「うん。」


「私だって、ちょっとでも遥斗の力になりたいのに。」


「うん。」

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