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仙境綴~美しき仙界の王と身を捧げる少女~

第2章 初めの物語~砂漠の花―ミイラが語る愛―~

 隊長は少年の両脚をいっぱいにひろげ、高々と持ち上げる。自分の肩へと白い脚をのせ、奥深くへと責め立てた。あらゆる陵辱が数人の男たちによって行われ、少年の白い身体は男から男へと次々に汚されていった。
「止めろ―、頼むから止めてくれッ―!!」
 猛訓は声を限りに叫んだ。
 少年の悲鳴が夜を裂く。
「猛訓、助けて―」
 愛しい恋人の名を少年は叫ぶように呼んだ。

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