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ダイタイ族

第4章 : 仕事

今日は村人が20人ほど集まって、古くなった橋の架け替えをするそうです。

でも…???

みんな、ばらばらの時間に来て、好きな作業を勝手にしてるようにみえます。

汗を流しながら一所懸命働いている人もいれば、さぼって遊んでる人もいます。
あれ!あの人はお酒を飲みながらです…

博士は村長に言いました。

「あの人達サボってますよ。注意したほうが良いんじゃないですか⁈」

村長は言いました。

「いいんじゃ。怠け者も必要だから…」

「???」

詳しく聞いてみると…

みんなで作業をする時には、とても良く働く人が必要なのと同じように、さぼって働かない怠け者も必要なんですって!
怠け者がいなくなると、働き者もいなくなってしまうらしいです。

ホントかな~?

「いろんな奴がいるから面白いんじゃ。皆がみんな額に汗して働いてたら、気持ち悪いじゃないか!」


村長語録③
必要ではない人はいない。

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