妄想と生きる。
第15章 素直な気持ち。
自分の『好き』という気持ちを伝えた私。
タカちゃんにとっての『特別』。
でも、ふと不安になる。
(『特別』って『好き』だってことなのかな…?別に『好き』とは言われてない。)
夏休みも終わり学校が始まる。
久しぶりにタカちゃんとも会う。
私は彼女になったのか?
なんだか、よく分からない。
前と何も変わらない。
帰るときも2人じゃなく、今まで通り友達と3~4人で。
何だか前より切なくなった。
『特別』って、いったいなによ。
授業中もますます気になる。
気になって、見てしまう。