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僕の地下室

第3章 君は僕のおもちゃだよ。



僕は資料を一旦床に置いて、背後にまわった。


次の瞬間、..........空気を切った音がした。

バシッ────


僕はその子の背中に身に付けていた布切れの上から鞭を一回振り下ろした。




そしたら、───



「──ッはぁ!!」


ほぼ息だけしか聞こえないような声がその子から漏れた。

そうとうびっくりしたみたい、
体がいっきに目を覚ましたんだね

「あー、起きたね~」


背後からの声にも驚いてるー



「はぁッ、はッぁ、はぁッ、........」


「あれ?過呼吸ぎみ?」

僕は目の前に立って
「刺激が強過ぎちゃったかな~」

「ごめんねっ」

笑顔で謝った、
もちろん反省なんてしてないよ~


「はじめまして、僕は君の飼い主様!」


「君は今日から僕のおもちゃだよ!」

言葉無しに見開いた目を見つめて、僕はとびきりの笑顔を送った。

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