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僕の地下室

第4章 最初の躾



「君は、....一ノ瀬光(イチノセヒカル)って言うんだね~」


「年は、....17歳!? 僕より年上なんだー 年上の子を躾るの初めてだな~楽しみ♪」




「んっ、んんッ…」
何か言いたそうに僕のことを睨んでる。


「納得いってないような態度だねー」

「まあ、いいやー そんな態度出来るのも今のうちだから♪」
目を細めて笑った僕、



「僕は君の名前と年がわかればそれでいいから、あとは省いていいよねー」


「あ、口枷とってあげる…」

僕は口枷を外してあげた


「…ッは、…」

光は何も言わなかった、


「どうしたの?黙っちゃって、」
クスクス笑う僕、

睨み続ける光、



「つまんないなー、光って僕の期待外れだったのかなー…」


「ふっ、…」
鼻で笑う光、


僕は何となくで資料を眺めた。

そこに気になる言葉があった、


光、つまんないから コレ言ったら、少しは反応してくれるかな?

資料を目の前に持ってきてるから光には見えないけど僕はニヤッと笑った。




「僕、沈黙とかキラーイ 、せっかくだし、君がココにきた理由について話そっか~」


僕が資料から光に目線を戻すと

さっきまで睨んでた目が

緩んでいた。


「聞きたいでしょ?

    ……ひーかーるー君ッ」

怪しく微笑んだ。


光が一瞬だけ目線をそらした。

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