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やっと、やっと…

第7章 違う姿





(息が、出来ない―・・!)







圭介の手が、


私の首を絞めていた







「――・・っや!」






苦しい
圭介の手を押さえても
力が入らない







「なあ、俺の事嫌いなの?」








圭介は鋭い目で私を睨む






(殺される・・!!)








私はただ、首を横に振ることしか出来なかった










圭介の力が弱まる








「・・っはあ、はぁ・」







首が解放された







――ズブッ!!







「―――ッ!!!!」







息をつく間もなく圭介のものが



私の中に押し込まれた







(痛いっ!!)









息がまともに出来ない




圭介は激しく
腰を打ちつける






「・・っあ、はぁっ、あっ」








「唯、唯っ、愛してるっ・・」







圭介は動きを止めず
私を強く抱きしめキスをする






「・・んっ、ふあっ」









静かな部屋に肌のぶつかる音と
私の漏れる声が響く











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