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アイドル君からダイエット命令

第2章 いじめ

「ねぇねぇ美帆ちゃん」


恐怖でなにも
答えられない私に


「返事しろよデブ!!」


罵声と『バチン』という
音と共に
私を殴った。


「だから美帆ちゃんも
ウチらと一緒に

オーディション
受けようねぇ〜!」



またさっきのような
笑顔に戻ると

今度は私の横に並び

右手を両手で
ぎゅっと握られる。




いたいっ!




そう言いたいくらいの



とても強い力で。

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