テキストサイズ

アイドル君からダイエット命令

第3章 オーディション


当たり前だ。

こんなに太ってて
こんなにブスで……
肌も汚いし
地味でしょうがない。


みんな受かるはず
ないって
私を笑っていた。

そんなの

私もわかっているよ。


私は1人で
トボトボと控え室へ
戻って行く。


「はぁ…」


『タッタッタッー』


「わっ、ちょ
どいてぇ!!」

「えっ!?」


『ドンッー』


前方から
深くキャップをかぶった
男性が

追突してきた!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ