テキストサイズ

ぼくらの秘密

第2章 ありがちなやつ



んーー……

なにかを焼くような音と
トーストのいい香りで和成は目を覚ました


あれ?
いつの間に寝ちゃったんだろう…

「カズー
早く起きないと遅刻だぞ」

ハルの声が聞こえる

妙に気だるい体を起こして伸びをした

甘い脱力感と疲労感で朝がつらい

ん?あ……

またメガネかけたまま寝ちゃった…

「おい!カズっ
早くしろ!」

「お、起きたよ~」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ