男気花飾り。
第8章 純情パステルカラー。
「しかし、雅…顔色悪いぞ…」
漫画に目を通していた俺の頬を…
寺の手が、ふわっと包む…
「/////……」
「三時限目…体育だぞ?
大丈夫かよ」
「///大丈夫だって…
それより!これ、続きは?」
俺は、寺の手を顔をずらす形で…
振り払う…
寺は、俺のこと…
【親友】として見てくれてる…
【親友】として…心配しているんだ…
「…あっ……あるよ?
読むか?」
寺の手が…グッと…止まる…
やべぇ…不自然だったか?
チラッと、寺を見ると…
その手を…照れた様に頭に持って行き…頭をかいた
「はっハハハ…
寝不足で倒れるなよ?」
って……ニカッって…
「///バカヤロー…」