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男気花飾り。

第28章 【番外編】天然花飾り


俺は、宿題を広げ……


空は、受験のための参考書を広げた…



「なぁ…空って…どこ受験すんの?」



俺は、ノートに英語の単語を書きながら…質問…


『△△△高校…』



「げ…マジで?
空ってやっぱり頭いいんだな…。」



△△△高校は…偏差値も家柄も…結構上の学校……


『…アーちゃんも、そこ出てるし…』



「え!!!マジ?朝さんって△△△高だったの?
へ〜…料理も上手いし、頭もいいって!!!く〜…マジ惚れそう!」



俺は、すでに宿題を投げ出し空に朝さんの事を聞きまくった!



『………すでに…惚れてるよね…あんた…』



空は、勉強の手を止めず…器用に話しながら、問題を解いていく…



「―――――ん?はは〜ん…空…ヤキモチか?」



空の手がピタリと止まった…


いつも先を見透かす空を、動揺させれた事に少し嬉しくなった!


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