男気花飾り。
第2章 フェイクファーの魅力。
「正直…驚いた…ビビった」
俺は……次の言葉が怖くて…目をギュッと閉じた!!!
「……しかも…可愛くて…驚き過ぎた…
雅……似合う…超…可愛い…」
「へ…////!」
可愛い――――――?
「ショーウインドーの前で見かけたとき…
雅は…こんな子にあの服着てもらいたいのかな?
って……思ったんだ…
それに……不思議と…
雅の【女装】…抵抗ない自分にも…驚いてる」
え…え……寺…
「………俺の趣味…解ってくれるのか?」
「……趣味の一つや二つ…理解できねえ“親友”はいねーよ…」