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男気花飾り。

第2章 フェイクファーの魅力。


「寺…………さんきゅ…」





「雅…辛かったな―――――…


体と…心の違和感を抱えて来たんだろ?」





はい?あれ?ん?



「寺…何言ってんだ…?」



「俺は、お前が女になっても!!!

ずっと!親友だからな!!!」





「はぁ?!」





寺は、グッと俺の肩を掴み!


何かしら決意を言い切った!!!




「寺!!!違う!!!違うぞ?」


「は?何が違うんだ?」



寺は、確実に勘違いをしている!!!



「え?雅…女になりたいんじゃね〜の?」



やっぱり―――――――!



「いやいや…
【女装】はマジで趣味なの!
女になりたいとは…1ミリも思ったことねーし…」




「…ん?」


「“ん?”じゃねーよ」




寺は、理解はしたものの…少し…誤解している



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