男気花飾り。
第30章 【番外編③】鈍感花飾り
「おれには…解らん…」
目の前に突き出したウィンナーを皿に戻すと…
真は…頬をつき…はぁ〜っとため息をついた…
「真は…ちゃんとした恋愛すらしたことねぇからな…
童貞では無いにしろ…そっち関係はお子ちゃまだからな!」
「…うるさいな…」
真は、女にはモテるが…真面目過ぎて…面白みがないらしく…
長続きしない…
逆に…おれは、女を信用しない…だから…長続きしない…
変な所で気が合う俺達は…こうやって……よく飲んだ…
しかし…何時からかな…
酔っ払う真を…可愛いって…思うようになったの……
「……男同士で…SEXか……」
「な〜?…解んないだろ?」
「…試してみるか?」
「―――――――へ?」