男気花飾り。
第4章 美脚ヒール。
俺と―――――――…
寺は……ホームのベンチに座っていた―――――…
「雅…痴漢に…あってたのか…?」
「!!!!!!/////」
俺は……俯き…
少し…鳥肌が立った…
「――――…気がついてやれなくて…ごめん…
守って…あげられなくて…
ごめん―――――…」
「!」
何で……何で…寺が…
謝るんだよ!!!
まだ…繋いだ手を…
寺が、キュッと握る……
(寺……)
「…寺は、悪くない…
それに……助けてくれた…
ありがとう」
俺は…寺の顔を見て
今出来る、精一杯の笑顔を見せた…
「/////雅……」