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男気花飾り。

第4章 美脚ヒール。



「雅!無理して笑うな!!!」



「!!!」




寺が……グッと!握る手を強くした!!!



「////寺…」



我慢してた涙が……出そうになる…



「でも、泣くな!!!

せっかくの…可愛いメイクが落ちるぞ……」



ん――――――…それは…


困る……




「よし!!!
沢―――――山!!!買い物して!!!忘れちまおう!!!」


寺は、俺の手を引くと…


笑ってた…





「荷物なら…いくらでも持ってやる」




そう言って――――また…




笑った――――…





俺達は…
重い空気をホームに脱ぎ捨て…




改札口を出た!!!






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