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彼がロックを奏でたら。

第2章 本性

「だめよ!今日はライブがあるのよ!RAINのファンが待ってるのよ!?」

えっ…RAIN?

今、RAINって言った?

じゃあ、正也って…

私はサングラス野郎の顔を見上げた。

少しクセのある黒髪に、整った顔…

よく見ればその姿は、ベースの正也だった。

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