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彼がロックを奏でたら。

第2章 本性

「ルックスさえよければいいんだろ?それっぽく演奏してればいいんだろ?」

「な…私は…」

私は首を左右に振った。

「RAINがおかしな方向に向かってたって誰も気付かない。俺が伝えたいものはこんなんじゃないのに…」

そう言うと正也は頭を抱え込んだ。

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