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甘恋〜こ、こんなのあり?〜

第11章 文化祭①〜雅×陸×瑠衣〜

「だ、大丈夫!さっ、とにかく外出よ?ねっ」


パソコンの電源を切ったあたしは瑠衣と一緒にパソコン室をあとにした。


急いで昇降口まで走る。


「ハァッハァッ…」


「先輩、大丈夫ですか?ゆっくり行きましょーよ。

本当に送って行きますから」


いや…送ってもらえるのはありがたいけど、あの屋敷を見られると面倒なんだもん!


とりあえずあたしたちは正門に向かって歩いて行く。

すると、なんだかひとり門によりかかる姿が。


数百m先にいるし、暗いからよくわからないけど…


こんな時間に誰だろう?

生活指導の先生とか?


わからないながらも、よーく目を凝らして見てみると。

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