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甘恋〜こ、こんなのあり?〜

第12章 文化祭②with瑠衣

「そうなんですか?

じゃあ仕方ないですね。文芸部での活動の時間だけ一緒にいましょうね♪先輩っ」


そう言って顔を近づけてくる瑠衣。

あたしの心臓はバクバクとうるさいまま。


つい昨日の帰りに瑠衣にキス(頬)されたことを思い出してしまう。


瑠衣がどうしてあんなことをしたのか。

恋愛の好きとかじゃなく、ただ単に甘えただけなんだろうけど…


それでも、あたしにとっては緊張しまくりで。


「そ、そうね」


いつも通りに接するには、まだ少し時間がかかりそうだ…


また放課後、と言って帰って行った瑠衣。


放課後にまた瑠衣に会うのかと思うと、ドキドキは収まらないあたしだった。

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