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そわそわとし始めたあたしに気づいた瑠衣は、2人に遠慮なく話しかけた。


「こんにちは！こないだぶりですね？

今日は楽しくピクニックしましょうねっ」


にこにこと笑ってるけど、どことなく瑠衣のうしろに悪オーラが漂っているような…


気のせい、かな？


「…」


無言で瑠衣の前を通りすぎる雅。

わー…やっぱ機嫌悪いなぁ…


「と、とりあえずこれからどうしよっか！！ね？」


気を使うあたしに、陸がぽんっと手を叩く。


「やっぱ公園だし鬼ごっことか！」


「面倒くさいことさせんな、バカ」


早速雅のツッコミ。

陸もぐ…と悔しそう。


「お弁当、食べる？」


あたしがそう提案すると。


「あ！！」