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甘恋〜こ、こんなのあり?〜

第7章 心配性の陸

ちゃーんといつものパンツスタイルに着替えてきたのに、いきなり陸に怒られるあたし。


「な、なによ陸ってば…ぷんすかしちゃって」


雅はというとあたしが着替えてきたことによし、と頷いてるし。

陸は陸であたしにいつものように説教してるし。


「とにかく!この男には気を付けろよ、心乃!」


びしっとあたしを指差す陸。


「どしたの、陸…なんかイライラしてる?」


はぁっとため息の陸。その横でぶっと笑ってる雅。

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「お前…こいつに迫られたりしてないって言い切れるか?」


そう言われれば…陸がピンポン(この屋敷はリンゴン)を押してくれなかったら、危うく雅に吸い込まれるところだったし…


初めて雅に会ったときも、すごい至近距離で顔を覗かれて…


「うん、まぁ…そうだね」


陸の言葉に妙に納得。

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