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「だから、これは仕事であって一切やましいことは…「ないとは言えねぇな」」


ここで雅が一言。

余計なこと言うなっううの！！


雅の挑発的な一言に、陸の表情はさらに歪んでく。


「やっぱり俺も住む！
いいだろ？北條さん」


ほ、北條さんって……

ちらっと雅を見ると、さっきと変わらぬ沈黙の表情。
そりゃダメって言うに決まってるよね。

そもそも陸は部外者だし、働きもしないで住み込みなんて……


「まぁ、ちょうど庭仕事の募集でもって考えてたし。いいだろう」


はああああああ？？


まさかすぎる雅の返答に、あたしは驚きと戸惑いと色んな感情が巡り巡ってる。


「い、いいの？雅」


あたしが聞くと、別にと言って微笑む雅。


陸はというとよしっ、なんて喜んでるし。